最高のパフォーマンスを発揮するために雑談交流会を開催しました
こんにちは。デザイナーのスギヤマです。
現在社内ではデザイナーチームをよりよい形にしていくための動きを出来ることから始めています。
毎週定期開催しているデザイナーチーム勉強会にて、エンジニアやマネージャー他さまざまなロールのスタッフと、デザイナーの考え方の違いを知る必要があるのではないかと議題に上がりました。
現在classmethodは企業規模が拡大しており、毎月沢山の方が入社されています。リモートワークで仕事をする機会もまだまだ多く、同じチームに所属しない限りは顔や名前がぼんやりとしかわからない、日々どんな業務をやっているのかがわからない、といったことが頻繁に起こります。
互いの業務を理解することで、より良い成果物を作りたい、またプロジェクトに関係しないメンバーとの情報交換を行い、アサインされた後にお互いの期待値を意識合わせするのではなく、日常的に互いにコミュニケーションをとり、協力しやすい雰囲気を作りたいと思っています。
そこで、まずは対話の場を作ることにしました。
開催前の状況
開催の経緯
週に1度開催されているデザイナー勉強会では、毎回課題を設定し具体的なアクションを繰り返しています。昨年12月の振り返りの中で、スタッフ同士の意見交換が大きな課題として上がりました。
課題の中でも特にエンジニアとの意見交換が必要だと考えました。デザイナーだけで解決し難い問題がある場合、実装のプロフェッショナルに相談する場面は多々あります。
この課題を解決すべく、まずはスモールステップとしての「雑談交流会」を開催することにしました。
開催趣旨
最高のパフォーマンスを発揮するため、コミュニケーションをとってお互いのことを知りたい
- エンジニアの考え方を知り、デザイナーの考え方との違いを知りたい
- 互いの業務を知ることで、よりよい成果物へと繋げたい
- プロジェクトで関わらないメンバーとの情報交換がしたい
- アサインされてから突然お互いの期待値の意識合わせを行うのではなく日常的にやっておきたい
- 対話したい。コミュニケーションを取ってもっと仲良くなりたい
実施内容
共通で実施したこと
分報の共有
社員の中には「分報(times)」という個人Slackチャンネルを所持しています。
分刻みでシビアに作業経過を報告する人もいれば、関心のあるトピックや趣味の話題を自由に投稿することもできます。チャンネルに参加することで、業務以外でもその人のコンディションを知ることができます。
Profllyの共有
Profllyはclassmethodの運営するサービスです。社員ごとに専用のページが有り、まとまったプロフィール情報を俯瞰できます。
スキルマップの共有
デザイナーによってスキルセットは異なります。縦軸:すき・きらい、横軸:とくい・にがて、青色:これから強くしていきたい、という指標でスキルマップとしてひと目で分かるようにしました。
各回で実施したこと
上記は第3回の議事録
雑談のトピックは事前に予め用意しておき、その時のメンバーや構成によって変更しました。
雑談トピック | |
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第1回 | デザイナーから質問
参加者から質問
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第2回 | デザイナーから質問
参加者から質問
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第3回 | お互いの仕事内容紹介しましょう
デザイナーから質問
参加者から質問
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第4回 | デザイナーから質問
参加者から質問
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やってみて
雑談交流会を終えてのふりかえり
回を終了するごとにKPTにて振り返りを行い、次の回への反映を行いました。
交流会前後の変化
- これまではプロジェクトで関わる以外で接点はほぼなかったが、会話ができたことで「話しかけるハードル」は低くなった
- Slackのtimesチャンネルへの参加や、Notionのポートフォリオ・Profllyへのアクセスに大きな変動はなかった
- プロジェクトで関わっていても、プロジェクト内では会話しないようなテーマだったため、関係性が深まったと思われる
- 三日前、当日の午前中の2度告知をしたが、「だいぶ前と直前のみの告知で忘れている人もいたかも?」とのフィードバックがあった
- 当日に飛び入り参加される方もいた
- カレンダーへの事前の返答は少なかった
交流会実施後の考察
- 参加人数などにより、発言の制約が生じたため、今後の開催では改善が必要かもしれません。
- 改めて、エンジニアの考え方を確認できたため、それに応じた進め方ができると良いと考えています
- マネージャー職の方の参加が多かったです
- チームマネジメントをする方は普段からコミュニケーションの重要さを理解しているため、いい機会になると捉えてもらえたかもしれません。
- エンジニアは案件が忙しくそちらを優先されていたので、今後の開催でさらに参加してもらえるよう施策を打ちたいです。
アンケート結果
全四回終了後、参加不参加を問わずアンケートを実施しました。
アンケート項目作成の様子
アンケート作成も参加者全員で行いました。当初の趣旨を達成できるかどうかの視点で項目を作成していきます。
Slackで呼びかけ、一週間弱の期間回答を募集しました。
9項目のアンケート結果
結果をグルーピングし、改善項目を検討する
その後上記の内容を踏まえます。
どのような形でフィードバックを取り入れるかについて、フロントエンドチームのリーダーを勉強会にお呼びし、議論を行いました。
一連の活動をグラフィック化
参加者への感謝の気持ちを伝えたい、今回参加されなかった方にも興味を持ってもらいたいということで、グラフィカルなまとめを作成しました。
こちらはFigmaでリアルタイムに製作を行いました。
リアルタイム制作風景の様子
今回の活動を踏まえつつ、今後もコミュニケーションの課題を解決するために、施策を考えていきます。
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